僕が子供の頃は日光浴は健康にいいものだと言われていました。

でも、高校生くらいの時に紫外線の有害性が広く知られるようになり日光浴は推奨されなくなりました。

ところが最近になってまた適度な日光欲は健康に良く推奨されるようになっています。

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日光を浴びると生成されるビタミンD

なぜ日光浴の話?と疑問に持たれる方もいるかもしれません。

タイトルのビタミンD、これはメジャーなビタミンではないですが非常に重要なビタミンなのです。

このビタミンDは食事から必要量を摂取することがなかなか難しいビタミンです。

ですが、人間は紫外線を浴びることで体内でビタミンDが生成されることがわかっています。

なので適度な日光浴が最近では健康に良いとされています。

カルシウムの吸収を助けるビタミンD

ビタミンは基本的には単体で何か作用する栄養素ではなく、補助的な機能をする栄養素です。

ビタミンDは、中でも骨の中で受容体として働きカルシウムの吸収を促進します。

良く「牛乳を飲むと背が大きくなる」と言われますが、

僕は中学生の頃、体育の先生に「日光を浴びると背が大きくなる」と言われてそれを盲信していました。

この先生の理論は「日光に浴びると体内でビタミンDが生成されてカルシウムの吸収が促進され、背が大きくなる」というものだったのだと思います。当時はそんな説明を受けていませんでしたが。

でも、理論的には正しいのだと思います。

僕はこの先生の言葉を信じたので、一時期読書する時間もわざわざ日光の下で過ごし、汗をかきながら本を読んでいました。

おそらくその行為はやり過ぎで紫外線による有害性を気にしなくてはいけないのだと思いますが、

そのおかげかどうか、僕は中学3年生頃から背がグングン伸び気づけば180cmを超えていました。

「日光を浴びれば背が伸びる」僕の中ではなかなか信頼性の高い情報です。

新型コロナ予防にも効きそうなビタミンD

先ほど、ビタミンDは骨の中で受容体として働きカルシウムの吸収を促進する、と書きましたが、

近年の研究では、細胞の核の中でも受容体として働き免疫力を高めることがわかってきています。

実際にビタミンD投与群とプラセボ投与群を比較した実験で、ビタミンD投与群でインフルエンザ罹患リスクが60%以上減ったという研究結果があります。

新型コロナウィルスもインフルエンザと同じ上器官道感染なので、予防効果があるのではと期待されています。(実証はされていません。)

なんにせよ、日本人は平均的にカルシウム不足なので、ビタミンDの摂取は重要で、そのために適度な日光浴が有効なのは間違いありません。

せっかくなので、適度なランニングをして日光を浴びましょう。