無農薬、有機野菜、オーガニック、、、様々な呼び名がありますが、これらはどれもこだわった安心・安全で栄養価が高い野菜のイメージを持ちます。

でも本当にイメージ通り、有機野菜と書かれた野菜は全て良い野菜なのでしょうか?

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有機野菜とは禁じられた薬剤、添加剤を使用しないこと

細かいルールはあるにせよ、日本における有機JAS規格は使用してはいけない薬剤を定めています。

禁止薬剤を使っていない、という点で一定の安心・安全基準はクリアされていることがわかります。

ただし、だからと言って有機JAS認証された野菜が全ていい野菜かと言われたら大きな疑問が残ります。

痩せた土地で栽培された野菜だったら?

禁止薬剤を使っていなかったとしても、野菜が栽培された土地が肥沃な土壌とは程遠い痩せ落ちた土地かもしれません。

人間が食べ物から栄養を取るように、野菜は根を土に生やし栄養を吸収します。

もちろん光合成もしますが、土からの栄養分の吸収も同程度に大切です。

良い土で栽培された野菜

本当にいい野菜というのは、良い農家さんが良い土で栽培した野菜だと思っています。

土というのはほっとくと1〜2年で痩せ落ちてしまいます。

特に同じ土で何度も栽培を繰り返していれば、土に栄養がなくなるのは当たり前の話です。

逆に、良い土づくりさえしていれば、栽培期間中は大した手間をかけなくてもいい野菜が作れる、と言う農家さんもいます。

多くの栄養が含まれているかどうか、安心安全というのは簡単に目に見えるものではありませんが、だからこそ信頼できる農家さんを見つけて生産者の顔が見える取引をすることが大切だと思います。